努力してもなかなか自分の思うものが実現できなかったり、苦しい中頑張っているのに評価されなかったりすると、苦しいですよね。
いつになったらこの苦しみからから抜け出せるかわからない。
そんな「報われない苦しさ」を解決する方法について調べたことをまとめてみました。
頑張りが報われない本当の理由は?
目的と目標と頑張り方がずれている
「頑張っても上手くいかない…」そんな時に「自分の頑張り方が足りないんだ」と思ってしまいますよね。でも本当はそうじゃないかもしれません。頑張り方や頑張る方向が、自分の欲しい結果に対して合っていないのかもしれません。
目的に対して必要な目標を立てて、行動を分けてみたときに、自分の行動が違う方向に向かっていた!
なんてことは色んな所でしょっちゅう起こっています。
目的地に行きたいのに、自分の現在地や進行方向を見誤っていたら、、、目的地には到着できません。
目的地につくためには自分の現在地を知り、進行方向があっているのか確認をしていかないといけないわけです。
目的は、ここでいう目的地。
目標は、目的地までの道のりの途中にあるポイント。曲がり角や目印だったりするかもしれません。
自分が今、何をやっているのか。何を作っているのか。それを自分でちゃんと認識していないと、目的を達成するのは難しくなってしまいます。
人の意見を聞いてない
自分の考えを自分なりに実行しそれを振り返るだけでは失敗してしまうこともあります。それは自分の可能性の枠から出られないためです。
自分が提供したい形と相手が提供してほしい形が違うかもしれませんし、自分の思う形と上司の思う形が違うかもしれません。
自分なりの努力は本物の努力です。ですが、人が欲しいと思わなければ求められないように、自分の努力の方向が必ずしも上手くいく方向に進んでいるとは限りません。
時には他人の意見を受け入れ、他人の評価を受け入れ、または他人との足並みを揃えたりしながら行動していくことも、「頑張り」を報われる形にするために必要です。
人と比べている
どこまでいっても、上には上が、下には下がいます。人と比べても終わりがないというです。
例えば、「年収1000万円になって、自分を馬鹿にしている人を見返したい」と思っても、そこにたどり着いたら年収2000万円の人に同じことを思うはめになります。
自分の求めているものが何なのかをもう一度見直して、次の一歩は何なのか、行きつくゴールはどこなのかを設定するにあたって、人との比較を除外して設定することが必要です。
失敗から学んでない
修正なしには辿り着かない。道がはっきり見えていないならばなおさら目的地と、現在地、進行方向の確認が必要です。
最近PDCAなんて言葉が流行ってきました。P:Plan:計画、D:Do:実行、C:Check:確認・評価、A:Action:改善・行動、ということになりますが、この流れで何でも上達していきます。
特に 行動→評価→修正→行動 これなしにはなかなか頑張りが報われることはありません。
他人に評価されることがない
自分の頑張りを報われる形にするためには、ちゃんと評価してもらうことも必要です。
評価してもらうために、自分のやっていることや、結果、思っていることをちゃんと言葉にして出していくことも必要になります。
他人からの評価を受けることで、行動の修正ができたり、自分にご褒美をあげたりすることができます。行動し続けるためには自分だけでなく他人の力を上手に借りれるとより良いです。
原因がわかってない
どれだけ頑張っても問題点と行動があっていなければ、その頑張りは報われることはありません。
報われるとは具体的にどうなることか。なぜ、頑張っても報われないと感じるのか。
報われないと思う理由は人によって違ってくるので、何をもって報われたと感じるかによって行動の仕方も変わってきます。
何をして何が起こっているのか言語化ができていないと原因を把握したり、現在地がどこなのかを把握することができません。
まず、何を目指していて、それに対して、何をして、どうなっているのか。なぜそれを目指しているのか、本当に目指したいのはそこなのか、これらを言葉にして、現状の課題をきっちりと整理することが必要です。
解決策
頑張り方
自分の欲しい未来について深掘って確認し、その未来に対して自分の行動が合っているかどうか、違う方向に進んでないかを確認する。
一定期間取り組んでみて結果を確認し、欲しい結果が出ていない場合には、先ほどの頑張り方があっていない可能性がありますので、方向の修正をするなどして改善を図っていきます。
環境
同じように頑張っても環境によって得られる結果も違ってきます。
例えば、部活動を本気で3年間取り組んだ時に、指導者が怖くてチームメイトとも合わない環境で取り組んだ場合と、
指導者との相性がよく、チームメイトとの関係も合っている環境で取り組んだ場合では
チームで協力してできることも違ってくるでしょうし、指導者から吸収できる量も違ってくる、なんてこともあったりします。
環境にこだわることも時に求める結果を掴み取る上で大事になってきます。
成功した時のイメージをする、達成した時のワクワクを考える
自分が何をイメージしているかによって得られる未来が変わってきます。
失敗する未来を描いていても苦しいだけですし、どうせ同じように頑張るなら「こうなったら嬉しい未来」を思い描いてワクワクを抱く方が「今」という時間も楽しめます。
できると思って今目の前にあるできることをやっていたら本当に思っていた未来を掴むことができたということもあります。
自分が普段、どんなイメージをどのくらい思い描いているか、もう一度確認してみましょう。
短期的に結果を出すのではなく、長期的に考える。
今すぐに達成しようとして、まだまだ届かない未来のタスクに追われるよりも、今は目の前にあるできることをやる。
長期的に欲しい未来を設定し、そこまでの階段を一段ずつ設定して一段ずつ上るように頑張りましょう。
今はできないことに追われて「やらなきゃ」と思うよりも、これならできる「やってみるか」が大事です。
自分から追っていく方が頑張れますし、楽しいです。
周りの人の力を借りてみる
自分1人で頑張っても、自分では気づけないこともあります。
自分の思うことややっていることを人に話してみたり、協力を依頼してみることも時に大事です。
自分ではできないことや自分では気づけなかったことに気づけたりして一歩前に進むかもしれません。