心が腐ったらどうしたらいい?腐った心についてまとめてみた。

目標達成・夢実現

心が腐るとはどういう状態なのか

・やる気がない、やる気がなくなった、やる気がなくなっていく

・苦しくて苦しくて何の気力もわかない

・気に入らないことがあってイライラ、ムカムカ。協力しない、応援しない、関わらない、避ける

こういった感じに、原因と症状は人それぞれですが、自分の意識がネガティブな面を見続けている結果、現れる精神面のマイナス状態です。

これは大なり小なり多くの人が経験したことがあると思います。

僕自身も苦しい時期を過ごしました。

やっかいなこの心の状態をどうしたらいいのか、その答えを出すためのヒントになる内容を調べたので、僕自身の経験も合わせて残していきたいと思います。

ではまず、僕自身の事例から。

さくっと結論に行きたい方は「心が腐ったらどうすればいい?」までどうぞ^^

僕の事例

僕自身何回か大きな挫折を経験しました。

最初は社会人1年目。専門学生時代にできる限り一生懸命勉強したというのが小さな自信となり、勉強しながら仕事を頑張っていきたいという気持ちで働き始めました。

入社してしばらくすると、

上司の方から「どうして勉強しないの?」と毎日言われる状態になりました。言われたことはできる限りやったつもりでしたが、残念ながら何も認めてもらえませんでした。でもそれは自分の実力不足が原因だと思いました。

だから勉強する。ちょっとでも仕事が良くなるように。

ですが勉強しても勉強しても同じことを言われ続ける日々。睡眠、食事などは削れるだけ削って、きづいたら仕事終わりから朝の3時、4時くらいまで机と向かい合うようになっていました。

それでも変わらない。

僕が何かを伝えなきゃいけないのかな?と思い、勉強してわからなかったことを質問してみたりしても、「勉強してるふりすんな」とか「〇ね」といった言葉が帰ってくるだけでした。

そのうち体も苦しくなってきて、アトピーを発症しました。寝不足から疲労感が抜けなくなって心身ともに崩れていった感じでした。

毎日会社に行くのが辛くて仕方ない。職場に行ったら苦しい思いをするというイメージが頭にこびりついて離れず、胸が苦しい。

休みの日も「こんなことしてる場合じゃない」とか「次の仕事が嫌で仕方ない」とか、頭が嫌なことでいっぱいで休めない。

鬱になって大切な人を大事にできない。=傷つける。

頑張ろうとしても電池切れ、努力が中途半端。

頑張れない自分が嫌になる。

という具合に、頑張りたくても、苦しいという自分の気持ちを何とかするので精一杯になって、頑張れない。頑張れないから自分が嫌になり、鬱っぽくなって(実際には鬱だったのかもしれませんが)、精神的に崩れていった感じです。

あわせて、家族の逝去、恋人との別れ、友人とも離れた場所での生活、だったりして、、

腐ってしまいました。

きっと自分と同じように苦しい思いをしている方、したことがある方、自分以上の方、たくさんいらっしゃると思います。ほんとに苦しいですよね。

では、心が腐って何が問題になるのか、整理していきましょう。

腐ってることの問題とは?

●自分を大切にできなくなる。

●周りの人を大切にできなくなる。

●腐った自分で過ごしていると周りの人に対して発信する情報が不親切になったり、人の優しさや親切を受け取れなくなったり、人との距離が遠くなる。

●人との距離ができて、「嫌われてるかも」と不安になり自分を守るのに必死になる。

●人は共感する生き物なでの、自分が苦しければ近くにいる人も苦しくなる(身近にいる大切な人にその気持ちが伝染する)。

●それが嫌で自分が嫌になる。

●ストレス発散が必要になり、無駄にお金を使う。

●ストレス発散に時間を使う必要があり、やりたいことに使える時間も減る。

●やりたいことへの気力がなくなる。やりたいことがなくなる。

●腐って行動した際に作った環境はゼロではなくマイナスになる。再起しようとしてもマイナス地点からのスタートになる。(自分が腐って周りにかけた負担の分だけ関係性が後退している)。=再起が大変な環境になっている可能性がある。

といった感じに問題点はたくさん出てきます。

ですが、、その経験があるからこそ、得たものがあるなと今は思います!!

次は、問題点以外に、「心が腐る」という状態をいろんな角度から見ていきましょう。

「心が腐る」を心理学、精神医学の知識も踏まえて考えてみる

「心が腐る」、一般的にこの言葉に定義はないですが、定義づけるなら、

「自分の中にある欲求が満たされない状況に対して、適応しよう・解消しようという機能(防衛機制)が働いているが、結果的に欲求不満が解消しきれていない状態。」

という状態だと思います。

不満を解消できなくて、

→ひねくれ、反動形成(自分の気持ちに嘘をついている)

→他人との比較、嫉妬(他の人と比べて、妬みが生まれている)

→マイナス思考、ネガティブ(自分を認めてあげられない、物事のマイナス面を見てる)

こういう反応が起きていると思われます。

調べてみると、これらは自己肯定感の低下が原因にあるようです。

また、「欲求を満たすことができない状態」ということから、まずは自分の欲求が何なのかを知る必要がありそうです。

では、心が腐っているときにどうしたらいいのか。

そのヒントになる行動についてまとめていきます。

心が腐ったらどうすればいいか10選

嫌な気持ちの裏には本音が隠れていることに気づく

嫌な気持ちになったり、目をそらしたくなったりした場合には、その裏には本当の気持ちがあります。なのでマイナスの気持ちも自分にとって大事なものとなります。

本当は人から好かれたい、仲良くなりたい、認められたい。自分の思うようにやりたい。もっと成長したい。といった本音がマイナスの気持ちの裏に隠れていますが、それをうまく認識できず、認めてあげられないことで、解決するための正しい行動ができない場合があります。

マイナスな気持ちの裏にある本音をまずは知って、認めてあげることが必要です。

自分を許してあげると言いかえてもいいと思います。

成長の時だと知る

不快な気持ちには本心が隠れています。自分の気持ちをちゃんと認識することで、本当は何が望みなのかを知り、自分が本当に手にしたいものに向かって行動していくことができるようになります。

自分自身について知ることができれば、これからの行動を決めるヒントになり、苦しみの経験が人としての成長の糧となります。

僕がお世話になった先生から頂いた言葉ですが、「苦しみは偉大な教師である」とのことです。

また、苦しさや悲しさを経験することで、人に優しくすることができるようになります。前よりも人を大切にできる人間になれます。

自分のやりたいことを発信する

「自分がどうしたいのか」を自分から発信せずにただ待っていても何も変わらないです。

他人が自分に与えてくれるのを待っていても何とかなるといったことは大人にはなかなかありません。

「勉強だけしていても、その知識や技術を外に出さなければ現実を変えるのは難しいです。「自分がどうしたいのか」を外に発信して行動していくということが、現実を変えるためには必要です。

布石を打つ

他人は自分の鏡であり、幸せの貯蔵庫でもあります。

人との関係がうまくいかない場合にはいろんなケースがあると思いますが、自分が相手を承認していない場合には相手も自分を承認してくれないです。つまり、自分の気持ちや態度=相手の姿ということになります。

普段から人を承認し親切にしておくことで人からの支援が得られやすくなり、解決策が出やすくなります。解決の手段も増えます。自分が心を開いて相手のために行動できたら、自分が倒れそうなときに支えてくれたり、気持ちが落ちているときに幸せを分けてくれることもあます。

協力者を増やすこと、それだけで人生は豊かになります。

打算的に人に親切にするのはどうかとも思いますが、人生は思った通りになるらしいです。悲しいと思えば悲しい人生に。不安だと思えば不安な未来が現実になるそうです。

その逆もしかり。

本当に思うこと。思うために言葉にすること。これも小さな一歩になります。

不安に負けない

不安は行動するためのエネルギーであり、行動しないとなくならないそうです。

不安に負けて自分自身も周りの人も傷つけるとさらに負け続けそうですよね。

不安を解消するには行動あるのみです。

今努力する

人は未来にも過去にも行けないです。今を生きていて、行動できるのは今だけです。

だから今努力しましょう。

小さくても大丈夫。1ミリでも大丈夫。前に進めるように今1歩出してみることが大事です。

1歩を出すと何歩も歩いてしまうことって意外に多いです。

継続する、あきらめない、自分を信じる

継続は力なりです。ちょっと頑張ってすぐに結果が出ることは残念ながら少ないです。やめてしまったら結果は出ないです。

苦しい時は休んでも大丈夫です。無理して体を壊す必要はないです。ちょっとずつでも、間が空いても続けていくことが大事になります。

客観的にみる (自分の描いている未来以外にも可能性はたくさんある)

頑張っている自分がいるのは間違いないです。「頑張れていない」と思う方もいるかもしれませんが、その方は自分にちょっと厳しいかもしれません。できないことも含め、今日の自分の全力の結果が今です。

頑張れば必ず求める結果が得られるとは限りませんが、頑張ったこと、苦しんだこと、何度も挑戦したこと、それでもだめだったこと、、それらは無駄にはなりません。

苦しんだり努力した経験や体験は、その行動の結果として一つの知識になります。知識は自分だけの財産です。

何かをしようとしたときに、その知識があるから次は違った行動をとることができるかもしれません。もしかしたら、同じ苦しみを背負った人に寄り添ってあげることができるようになるかもしれません。

今、腐ってしまった、もしくは腐ってしまいそうなほどの苦しさを経験している人はその先に得られるものが必ずあります。未来は誰にもわかりません。

感謝の気持ちを持つ

「本当は周りからいろいろとやってもらっている」、これに気づかず過ごすのはもったいないです。

ご飯は?その食材は?服は?とか、誰かが働いてくれた恩恵が生活の中に必ずあります。自分は一人では生きていない、こういうのを共同体感覚というそうです。

感謝の気持ちは自分を幸せにし、周りの人も幸せにする効果があります。

環境を整える

環境に適応するのが上手な人もいれば、環境に適応するのが苦手な人もいます。

どんな環境でもやっていける人はいいですが、自分を変えられないとか環境にうまく適応できない人は自分に合った環境に移ってみるのも大事な戦法です。環境が変われば人も変わります。

僕自身、環境への適応が苦手なのですが、自分に合った会社で働けたときは社内で頼られる人になることができ、任される仕事も増え、自分なりに挑戦しながらやりがいを持って働くことができました。

余談ですが、特にHSPの方は環境による影響をかなり強く受けるそうです。自分に合わない環境では全く力が出せなく、逆にいい環境になると絶大な輝きを放つそうです。なのでHSPの方は環境を整えることがとても大事になるそうです。

自分が頑張れるように環境を整えていく、働く会社、周りの人、もの、場所、いろいろな工夫で頑張れるようにしていきたいですね。

上記の10この工夫方法をうまく使っていきたいところですが、今、苦しい状況の中で既にいろんなことを考え、試されているかと思います。

頑張る前に一つ、ゆっくりと心を休ませる時間も生活の中にぜひ取り入れて頂けたらと思います。

最後に

この記事を読んで頂きありがとうございます。

この記事を読んで頂く方に、もっといい内容をお届けできたらと思っています。

あなたの経験だったり思っていることなど、よければコメントをお願いします^^

どうしても苦しい方へ。

心はバッテリーと同じで、充電がうまくできれば動作も安定しますが、充電がうまくできないとき、バッテリーがあがってしまうように、壊れてしまう可能性もあります。

苦しい中、誰にも相談できない。。

休まる時間を作れない。。

そんな方は連絡をいただければお話を聞かせてもらうくらいはできるかもしれません。

アドバイスよりもただただ聞いてほしい。それでもOKです^^ 

相談窓口

ここから連絡ください。

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